インタラクティブ参院選ガイド 2025

アラサー世代のあなたのための、いちばん分かりやすい投票ナビ

7月20日の選挙、あなたの未来に関わる大切な一歩です。

2025年7月20日(日)は、第27回参議院議員通常選挙の投票日。物価高、働き方、子育て、将来の年金...。私たちの生活に直結する課題が山積みの中、この選挙は今後の日本の方向性を決める重要な機会です。

特に、キャリアやライフプランの岐路に立つ私たちアラサー世代にとって、各党が示す政策は、未来の設計図そのもの。「政治は難しくて分からない」「自分の1票じゃ何も変わらない」と感じていませんか?このサイトは、そんなあなたのための羅針盤です。複雑な情報をシンプルに整理し、あなたが「これだ」と思える選択をするためのお手伝いをします。

このアプリでできること

  • 気になる争点から、各党の考えをサクッと比較
  • どんな政党があるのか、特徴をひと目で把握
  • 意外と知らない?投票の基本を分かりやすく解説

争点で選ぶ

あなたの関心事はどれですか?ボタンを押すと各党の公約が表示されます。

上のボタンから気になる争点を選んでください。

自民党

財政規律と的を絞った支援

大規模減税には慎重。ガソリン・電気代補助など、的を絞った物価高対策を継続。企業の賃上げを促す環境整備を重視。

立憲民主党

時限的な消費税減税

生活への影響が大きい食料品の消費税率を時限的に0%に。最低賃金1500円以上を目指す。

日本維新の会

消費税減税+社会保険料引き下げ

食料品の消費税率を時限的に0%に。さらに、現役世代の社会保険料引き下げで手取り増を目指す。

公明党

生活応援給付

減税と給付金を組み合わせた「生活応援給付」で、家計を直接支援。中小企業の賃上げを重点的にサポート。

国民民主党

手取りを増やす

「給料が上がる経済」を最優先。所得税減税や、消費税を時限的に5%へ引き下げることを主張。

共産党

消費税5%へ、将来は廃止

消費税率を緊急に5%へ引き下げ。財源は法人増税や富裕層への課税強化で確保する。

れいわ新選組

消費税廃止と現金給付

最も急進的。消費税の即時廃止と、インフレ手当としての現金給付を訴える。

自民党

企業努力を支援

仕事と健康課題の両立支援など、企業側の自主的な取り組みを「支援」する形での緩やかな変化を促す。

立憲民主党

同一価値労働同一賃金の法制化

職務内容が同価値であれば性別に関わらず同一賃金を支払うことを法律で義務付け、男女間の経済格差是正を目指す。

日本維新の会

市場原理で改革

企業の女性雇用率や役員比率に応じて減税を行うなど、インセンティブと雇用の流動化で成長を促す。

国民民主党

「母の罰」の解消

出産・育児を機に女性の所得が減少する「母の罰」問題の解消を明確に掲げ、当事者にアピール。

共産党

労働者の権利を抜本強化

最低賃金の大幅な引き上げ(1500円)や、非正規雇用の原則禁止など、国の責任による改革を主張。

自民党・公明党

切れ目のない支援の実現

公明党が主導し、児童手当の抜本拡充や妊娠・出産期からの伴走型支援など、具体的な施策を着実に推進。

立憲民主党

給食無償化と「隠れ教育費」軽減

学校給食の無償化と質の担保、さらに修学旅行費や教材費といった家計を圧迫する費用の負担軽減を提案。

日本維新の会

「子育ての無償化」

教育の無償化からさらに踏み込み、0-2歳児の保育料も含めた「子育ての無償化」という大胆な公約を掲げる。

共産党・れいわ

大学院まで教育費無償化

高等教育を含めた教育費全体の無償化を主張。れいわは月額3万円の子ども手当も公約に盛り込む。

自民党

制度の持続可能性を最優先

医療DX(デジタル化)推進による効率化を強調。具体的な給付増よりも、将来にわたって制度を維持することに重きを置く。

公明党

セーフティネット強化

基礎年金の給付水準の底上げや、パート労働者などへの厚生年金の適用拡大で、支え合いの仕組みを強化。

日本維新の会

現役世代の負担軽減を最優先

医療費の徹底的な効率化で財源を捻出し、現役世代の社会保険料を年間6万円引き下げるという大胆な提案。

立憲民主党

きめ細やかな制度見直し

厚生年金の適用拡大や、高齢者が働き損にならない「在職老齢年金制度」の見直しなどを具体的に提案。

共産党・れいわ

給付水準の維持・向上

年金の伸びを抑える「マクロ経済スライド」の廃止を共通して主張。財源は富裕層・大企業への課税強化などで確保。

政党を知る

今回の選挙で議席を争う、主要な政党の横顔です。

自由民主党 (自民党)

長年の政権与党。経済成長と日米同盟を軸とする保守政党。安定・漸進的な改革を志向。

公明党

自民党と連立を組む中道政党。福祉の充実と生活者目線を重視し、自民党の「ブレーキ役」も。

立憲民主党

野党第一党の中道左派。労働者の権利や社会保障の充実、多様性を重視する。

日本維新の会

大阪が地盤の改革派右派。「小さな政府」を目指し、行政改革や規制緩和を強く主張。

国民民主党

「手取りを増やす」を掲げる中道政党。政策ごとに与野党と協調する現実路線が特徴。

日本共産党

富裕層・大企業への課税強化を訴える左派政党。確固たる組織力を持つ。

れいわ新選組

消費税廃止など積極財政を訴えるポピュリスト左派。障害者権利の擁護も強く訴える。

参政党

反グローバリズム、国粋主義的な主張を展開する右派。食料安全保障や伝統を重視。

あなたの2票、どう使う?投票の基本

参院選では2種類の投票用紙に記入します。それぞれの意味を知って、戦略的に投票しましょう。

1票目(薄黄色の紙)

選挙区選挙

地域の代表を選ぶ!

あなたの住む都道府県の代表者を選びます。投票用紙には「候補者の名前」を書きます。地域の課題を国政に届けてほしい人に投票しましょう。

2票目(白い紙)

比例代表選挙

国全体の方向性を決める!

全国を一つの単位として、政党や候補者を選びます。投票用紙には「政党名」または「候補者の名前」を書きます。個人名で書くと、その候補者の当選を直接応援できます。

忙しくても大丈夫!「期日前投票」を活用しよう

投票日当日に予定がある人は、期日前投票が便利です。

期間:7月4日(金)~7月19日(土)

場所:市区町村の役所や指定された施設など

手ぶらで行っても、本人確認ができれば投票できます。仕事帰りや買い物のついでに、あなたの一票を投じましょう。